五名水 |
五名水 | 読み方 | 所在地、備考 |
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1染殿井 | そめどのい | 雨宝院(西陣聖天)
雨宝院の境内南東隅にあります。 |
2桜井 | さくらい | 上京区智恵光院通五辻下ル桜井町(桜井基佐邸址) 首途八幡宮の社務所内にあったと伝えられ、現在は桜井公園に模造されています。 |
3安居井 | あぐい | 上京区大宮通寺之内西入下ル 比叡山東塔竹林院の里坊安居院ゆかりの井戸と伝えられています。非公開です。 |
4千代野井 | ちよのい | 本隆寺
本隆寺の本堂前にあります。享保15年(1730)の大火[1]の際、この水をかけて本隆寺は災いを免れたと伝えられています。 |
5鹿子井 | かのこい | 上京区智恵光院通寺之内下ル 民家内にあり非公開です。 |
[1] | 享保15年(1730)の大火は、西陣地区の134町を焼き尽くした「西陣焼け」と呼ばれる火事です。 「京都大辞典」P709では、伝承を天明8年(1788)の天明の大火と説明していますが、ここでは京都新聞HPの情報に従いました。 |
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五名水 | 読み方 | 所在地、備考 |
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1筒井 | つつい | 石清水八幡宮
頓宮北門の左手前、参道沿いにあります。 |
2藤井 | ふじい | 石清水八幡宮
摂社高良神社の左狛犬の横にあります。 |
3石清水井 | いわしみずい | 石清水八幡宮
摂社石清水社にある霊泉で、石清水八幡宮の名前の由来となりました。 石清水八幡宮で斎行される年間100余の祭典には、今でも当日早朝に汲み上げられた「石清水」が献供されています。 |
4山井 | やまのい | 八幡市八幡平谷 相槌神社[3] 筑紫国の刀鍛冶が男山に籠って神託をさずかり、膝丸・髭切という二振の神剣を作った際に使った水とされています。 このとき稲荷神がやってきて相槌を務めてくれたので、井戸の脇にこれを祀ったのが相槌稲荷(現・相槌神社)です。 |
5閼伽井 | あかい | 八幡市橋本狩尾 狩尾神社 男山の西麓にあたり、昭和40年代の宅地造成で消滅したようです。 |
[2] | 「都名所図会(巻之五)」の石清水八幡宮の項❐に以下の記述があります。 「五清泉 石清水 筒井 福井 藤井 赤井等也 其所圖にあり」 |
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[3] | 相槌神社は古くは石清水八幡宮の末社で、表参道・七曲りあたりにありました。鳥居の額には「三条小鍛冶」とありますが、刀鍛冶は別人のようです。 |
更新日:2016/06/19