十大弟子 |
十大弟子(じゅうだいでし)とは、釈迦(釈尊)の弟子達の中で主要な10人の弟子のことです。
十大弟子の中では唯一、羅睺羅だけが十六羅漢に選ばれています。
『維摩経』 十大弟子 | 関連 | ||||
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# | 名前 | 読み方 | 尊称 | 出自 | 二大弟子 |
1 | 舎利弗 別 | しゃりほつ | 智慧第一 | ○ | |
2 | 摩訶目犍連 別 | まかもっけんれん | 神通[1]第一 | ○ | |
3 | 摩訶迦葉 別 | まかかしょう | 頭陀[2]第一 | − | |
4 | 須菩提 | しゅぼだい | 解空第一 | − | |
5 | 富楼那弥多羅尼子 別 | ふるなみたらにし | 説法第一 | − | |
6 | 摩訶迦旃延 別 | まかかせんねん | 論議第一 | − | |
7 | 阿那律 別 | あなりつ | 天眼第一 | 釈迦の従弟 | − |
8 | 優波離 | うぱり | 持律第一 | − | |
9 | 羅睺羅 別 | らごら | 密行第一 | 釈迦の長男 | − |
10 | 阿難陀 別 | あなんだ | 多聞第一 | 釈迦の従弟 | − |
[1] | 神通とは、普通では見たり聞いたり感じたりできないことを感じ取る超能力のことです。 この能力によって餓鬼道で苦しむ母の姿を知り、救うために供養をしたのが「盂蘭盆会(うらぼんえ)」つまり「お盆」の起源とされています。 |
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[2] | 頭陀とは、衣・食・住にとらわれず清浄に仏道を修行することです。 そしてこの修行(頭陀行、乞食の行)を行うとき、僧侶が携行用に用いた袋のことを頭陀袋(ずだぶくろ)と言います。 |
更新日:2023/06/05