絵暦

 「絵暦(えごよみ)」は「盲暦(めくらごよみ)」とも言い、文字が読めない人のために絵や記号で表現した暦です。 江戸時代に多く作られ、南部領(岩手県)で刊行された田山暦と盛岡絵暦が有名です。

 下の問題の図は長岡京市の乗願寺さんでいただいた京都の絵暦ですが、左下に「版元 町かどの芸能」と書かれていることから、おさだ塾として知られる長田学舎❐で制作されたもののようです。

 あなたはどこまで読めますか?

(画像のクリックで解答が表示されますが、例題以外は管理人が読み解いたもので、必ずしも正解とは限りません。 間違いに気付かれた方は、管理人までご連絡いただければ幸いです。)

【例題】


蛇の別称の
「巳(み)」

御用提灯の
「御用(ごよう)」

子供の
「子(こ)」

お宮さんの
「宮(みや)」
これらを右から読むと、
「みやこごよ[う]み」=「都暦」となります。

【問題】

更新日:2015/03/23