第二番
にし いわ くら さん こん ぞう じ
西岩倉山 金蔵寺
天台宗
本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
札所本尊十一面千手観世音菩薩
御詠歌よもすがら みなをとなへし いわくらの
 ほとけのめぐみ ありあけのつき
住 所
電 話
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備 考入山志納金:200円(2010年5月現在)

 今より1281年前(養老2年)元正天皇の勅願により隆豊禅師が開創したのが金蔵寺である。 御本尊・十一面観音菩薩は、開祖隆豊と山主向日明神の合作と伝えられている。 全盛時代には七堂塔伽藍四十九院を数えたが、数々の兵火で焼失し、現在の建物は、江戸時代元禄年間に五代将軍綱吉公の御聖母桂昌院が幼少の恩に報いる為、再建したものである。

 また、明治初年に、神仏分離令により元愛宕山白雲寺の御本尊・火防将軍愛宕大権現を権現堂に安置している。

出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』