第八番
あ お さん かん のん じ
粟生山 観音寺
天台宗
本尊 千手観世音菩薩
札所本尊十一面千手観世音菩薩
御詠歌あおげなを めぐみもふかき かんぜおん
 はこぶあゆみの かずをつもれよ
住 所
電 話
URL
備 考集印は七番光明寺で受付

 寺伝によれば、当寺は元天台宗に属し、粟生山観音寺と号し、奈良時代の創建といわれる。 文献上では室町時代の初めに見られ、江戸時代末『都名所図絵』にも紹介されている。

 本尊の十一面千手観音菩薩立像(木造、江戸時代作)を始め、僧形座像、地蔵菩薩立像、厨子入不動明王像、千手観音立像(本尊前立)は現在、昭和50年に改築された観音堂に祀られ、毎年8月15日、盆供養の御開帳法要の際拝観することができる。

出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』


 参道正面に「子守勝手神社」の額がかかった鳥居があり、一見すると神社のようです。 右隣の敷地続きに子守勝手神社があり、神仏習合時代の名残でしょう。

 昔近くに住んでいたことがあり、当時は霊場と知らず、子供を連れて散歩に来た思い出が蘇りました。
≪本堂≫
 「洛西観音霊場第八番」の札が掲げられていますが、今は無住で御本尊は光明寺に移されています。