第三十二番
し うん ざん らい こう じ
紫雲山 来迎寺
西山浄土宗
本尊 阿弥陀如来
札所本尊聖観世音菩薩
御詠歌となうれば こえをたずねて らいこうの
 はすのうてなに のるぞうれしき
住 所
電 話
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備 考

 来迎寺は、寛正年間(1440)綿空浄達上人によって浄土宗西山派の道場として開山されたと伝えられている。

 本尊は、「物集女薬師さん」と呼ばれる阿弥陀如来で、来迎佛で左足を半歩前に出し両手に印を結んで上にあげ、極楽界からこの世にお出ましになった姿をしている。観音像は聖観音菩薩で、ゆったりした座像がまつってある。

 尚、山門をくぐると右手に薬師堂があり、向日市文化財の薬師座像を安置し、隣接した庭の片隅には、曼陀羅石塔婆、宝きょう印塔がまつってある。

出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』