第二十番
せん ざん せん にゅう じ
泉山 泉涌寺
真言宗泉涌寺派 総本山
本尊 三世仏(釈迦・阿弥陀・弥勒)
札所本尊聖観音菩薩 (楊貴妃観音菩薩)
御詠歌ももたびも あゆみをはこぶ せんにゅうじ
 などやほとけも まんぞくにます
住 所
電 話
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備 考通称:御寺(みてら)
拝観料:500円(2010年10月現在)、特別拝観:300円


 泉涌寺境内にある楊貴妃観音堂は、天正3年(1575)織田信長建立の寄棟造りである。

 楊貴妃は、唐の玄宗皇帝の妃でその美貌と美徳が玄宗の政務を怠らせる由縁となり、安禄山はその失政を楊貴妃に課して至徳1年(756)妃を討ったのである。

 至徳2年唐国に平和がよみがえると、玄宗は楊貴妃の冥福を祈る為、等身座像の聖観世音菩薩像を香木で像顕させたのである。 手には極楽の花の宝相華を持し、生けるが如くに坐しておられる。 世にこの観音菩薩像を楊貴妃観音と呼ばれるようになった。

 我が国には、建長7年(1255)當山開山月輪大師の弟子湛海宗師により請来され、以降は百年目毎に開扉されてきた秘仏であったが、昭和30年御厨子の扉を開き皆様に参拝していただいています。

 現在は美しいお姿の観音様にあやかろうと、女性の篤い信仰を集めている。 平成9年に重要文化財に指定された。

出所:『洛陽三十三所観音巡礼』

更新日:2015/11/29