都七福神 https://miyako7.jp
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 七福神は、日本・中国・インドの神仏がうち連れて人々に幸運をもたらすといわれ、わが国では神仏混淆の例が数多く見られますが、これほど庶民の信仰として定着した事例は他に類を見ません。

 神仏の数が七に定められたのには諸説ありますが、「竹林の七賢に倣った」や仁王般若経の『七難即滅、七福即生』からの出典などとも言われ、室町時代に京都で民間信仰として興り、全国各地に広がっていきました。 これは七福神の神仏の力をもって福運を授かろうとする民衆の願いが信仰として顕れたもので、特に新春に巡拝すると功徳が大きいと言います。

出所:「都七福神まいり」法印帖

 日本最古とされる都七福神まいりですが、現在の7社寺のコースは昭和54年(1979)に編成されました。

 1月中は定期観光バスが出ていますので、どなたでも手軽に7社寺を巡拝できます。 また、電車・バスを利用しても1日ですべて巡拝することが可能です。

 都七福神では専用の御軸・大護符(色紙)・御法印帖が用意されていて、いずれの社寺でも購入できます。 特に大護符は38×45.5cmの特大サイズで、しかも7社寺それぞれに図柄が異なり一番人気です。 私は東寺で購入しました。(右図)

 ちなみに、7社寺すべてを巡拝できない方のため(?)に、あらかじめすべての朱印が押された完成版の大護符も販売されていました。 完成形は同じかもしれませんが、できるだけ自分の足で回って完成させたいですね。

更新日:2016/01/23