京都十六社
おか ざき じん じゃ
東天王  岡﨑 神社
祭神 
ご利益子授け 安産 厄除 縁結び
住 所
電 話
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備 考

 桓武天皇延暦十三年(七九四)平安京遷都の際に、王城守護の為平安京の四方に建立された社の一つで、都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と称した。

 清和天皇が貞観十一年(八六九)に造営、後醍醐天皇も造営、室町時代には足利義政が修造、幕府との関係も深く、平家物語は官幣四十一社に加えている。

 治承二年(一一七八)に、中宮の御産の奉幣を賜った事から、安産の神として祈願する信仰がある。

 創祀の王城守護方除の勅願より、方除厄除神としての信仰が絶えず、厄除祈願はもとより、地鎮祭等の建築に関する祭事の申し込みが多い。

 また往時背後の紫雲山を始め境内一帯がうさぎの生息地であった事から、うさぎは氏神様の神使いと伝えられ、本殿や境内の灯篭・狛兎・狛犬の台座・斎舘等にうさぎの彫刻が見られ、特に手水屋形にある子授けうさぎ像は参拝者の人気を集め、御祭神が八柱もの御子神をもうけられ、うさぎが多産である事から子授けの神として祈願信仰されている。

出所:『東天王 岡﨑神社』ちらし

≪鳥居≫
 ここは平安神宮、金戒光明寺、永観堂などの中間にあって、気軽にふらっと立ち寄る人が多いような気がします。
≪本殿≫
 本殿前には狛兎だけではなく普通の狛犬もありますが、人気はやはり狛兎の方ですね。それから本殿には招き猫ならぬ招き兎の像もあります。
≪子授けうさぎ像≫
 本殿前の狛兎は白兎ですが、こちら手水舎の子授けうさぎは黒兎です。 子授けを願う若いカップル(外国人も含む)のお参りが絶えず、多くの絵馬が掛けられていました。

更新日:2017/02/19