京都十三佛
第六番
せん にゅう じ
月輪山[1] 泉涌寺
真言宗泉涌寺派 総本山
本尊 釈迦・弥陀・弥勒
札所本尊弥勒菩薩 六七日の守り佛
御真言おん まいたれいや そわか
御詠歌のちのよに ほとけと なりて おろかなる
 ひとを みちびく たよりとおとし
住 所
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備 考通称:御寺(みてら)泉涌寺


御和讃

佛入滅ぶつにうめつのそのあとに 此世に出現ましまして 深きみのりを示さるゝ 弥勒菩薩はありがたや

天長年間、弘法大師がこの地に一宇を結び法輪寺と名付けられたが、後、仙遊寺と改称、承久元年に月輸大師俊芿律師が後鳥羽上皇に上表して大伽藍を造営し、清泉涌出の瑞によって泉涌寺と改められた。

我が国唯一の皇室香華院で、境内には四条天皇以降多くの御陵墓があり、霊明殿に歴代皇室の御霊が奉祀されています。

本堂仏殿の御本尊は、釈迦・弥陀・弥勒の三尊仏で、過去・現在・未来の三世に亘って人類の安泰と幸福を守っておられます。

出所:『京都十三佛巡拝納経』


[1]泉涌寺の山号は一般に東山または泉山とされていますが、ここでは納経帖に従って月輪山としました。

更新日:2018/01/03