京都十三佛
旧三番
れい うん いん
東福寺 塔頭 稲王山 霊雲院
臨済宗東福寺派
本尊 文殊菩薩
札所本尊文殊菩薩 三七日の守り佛
御真言おん あらはしや のう
御詠歌あさしよの ひとをば すくう めぐみにて
 くらべ あそさば ちかいとうとし
住 所
電 話
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備 考


御和讃

智恵ちえ利剣りけんをふりかざし 無明むみょうやみを切り開き 三世さんぜ覚母かくもあおがるゝ 文殊菩薩はありがたや

臨済宗東福寺の山内にある、霊雲院は元中九年(明徳一年=一三九〇)に岐陽方秀によって開かれ、はじめ不二庵と称していた。

岐陽和尚は天竜寺第六十四世、南禅寺第九十六世、東福寺第八〇世に歴任した高僧で明徳四年に遣唐船が明国から四書や詩経集伝などを舶載したとき、はじめてこれらに新しい注釈を加えて講義を試み、後に足利将軍義持の帰依を受けた人でもある。

出所:『京都十三佛巡拝納経』

更新日:2018/01/03