神仏霊場
奈良8番
おお みわ じん じゃ
大神神社
主祭神
住 所
電 話
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備 考21番、写真

 神代の昔のこと、大己貴おおなむちのかみは日本の国造りのために、自らの御魂みたまたる幸魂さきみたま奇魂くしみたま三輪山みわやま三諸みもろ山)に鎮め、大物主おおものぬしの大神おおかみの名をもってまつった。 以来、三輪山は神の鎮まる山、神奈備かんなびとなった。 これが、『古事記』『日本書紀』にみえる大神神社のはじまりである。 山そのものを御神体とするため本殿はなく、一ノ鳥居、二ノ鳥居をくぐり、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山を拝する。 古代信仰のかたちを今に伝える日本最古の神社のひとつで、通称は「三輪明神みょうじん」「三輪さん」。
 三ツ鳥居は、中央に扉をもつ、大神神社以外には見られない珍しい形式である。 鳥居の奥は、宮司といえども立入ることは許されない禁足地だ。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋