神仏霊場
奈良27番
に う かわ かみ じん じゃ かみ しゃ
丹生川上神社 上社
主祭神
住 所
電 話
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備 考40番、写真

 平安時代中期に編纂へんさんされた『延喜式えんぎしき神名じんみょうには、丹生川上神社も名を連ねていた。 それほどの格式の高い神社が、応仁おうにん・文明の乱(1467〜77)以降はしだいに衰退し、ついには所在地さえわからなくなってしまった。
 そんな数奇な運命をたどった丹生川上神社は、現在は吉野よしの川流域の上社、高見たかみ川流域の中社なかしゃ、丹生川流域の下社しもしゃに比定されている。 これは、明治から大正時代にかけての何度かの考証をて定められたもので、格式や所在地を示すものではなく、三社でひとつの神社としていたが戦後になって分離独立し、今に至っている。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋