神仏霊場
大阪6番
ほう らく じ
法楽寺

真言宗泉涌寺派
本 尊
住 所
電 話
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備 考49番、写真

 「たなべのお不動さん」の名前で親しまれる。 JR阪和はんわ南田辺みなみたなべ駅北東の、商店と住宅、寺の多い町中にある。 駅から歩いて5分足らず。突然に森が迫り、築地塀ついじべいに囲まれた巨木の茂る一画が、法楽寺である。 平清盛の嫡男、重盛しげもりゆかりの寺で、1178年(治承2)に創建されたと伝わる。
 しかし、街道沿いにあったことから、しばしば兵火に遭い史料が焼失。 詳しい歴史はよくわからないが、樹齢約1000年のくすのきの大木が、寺の歴史を語っている。
 山門のすぐ後ろに、燦然さんぜんと黄金色に輝く相輪を載せた、まだ新しい三重塔がそびえ立つ。 その南西前に、1996年(平成8)に落慶法要をした「平成の三重宝塔」の由来を記したプレートが据えられている。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋