神仏霊場
大阪9番
おお さか てん まん ぐう
大阪天満宮
主祭神
住 所
電 話
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備 考52番

 学問の神のイメージが強いが、疫病神をはらう神、芸能の神として、中世以降大阪の人々に最も愛された神社である。 南北3キロの天神橋商店街は、参詣道さんけいみちとして商いをする店が立ち並び、往時のにぎわいを今に伝えている。
 7月25日の夏大祭天神祭は、日本三大祭の随一。 同日夜、大川で行なわれる船渡御ふなとぎょは、百余そう供奉ぐぶ船が水面を埋める、全国でも例のない大水上祭である。
 境内地は、古代の難波なにわの長柄ながらの豊崎宮とよさきのみやを守護した、地主神が鎮座する大将軍社の森だった。 そこに949年(天暦3)、村上むらかみ天皇の勅願で、菅原すがわらの道真公みちざねこう(845〜903)を祭神とする天満宮が創祀そうしされた。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋