神仏霊場
大阪21番
み な せ じん ぐう
水無瀬神宮
主祭神
住 所
電 話
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備 考64番

 阪急京都本線水無瀬みなせ駅で下車。 高架線路西側の道を北に向かって歩くことおよそ10分。 左手に、ひと目で鎮守のもりとわかる木立が見える。 森は東西に延び、表参道口は西側にある。 砂利道を進み、瓦葺かわらぶきの門をくぐると、社殿が見える。 拝殿・本殿は西向きである。 本殿は、江戸初期に京都御所の内侍所ないしどころの古材が下賜されたものという。
 承久じょうきゅうの乱(1221年)で移され、隠岐おきで亡くなった後鳥羽ごとば天皇(1180〜1239)の離宮跡に、その霊を慰める「御影みえい堂」として創建されたのが、はじまりと伝わる。 1219年(建保7)、源実朝さねともが暗殺された後、後鳥羽上皇が朝廷の権威回復のため仕掛けたのが承久の変だった。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋