神仏霊場
兵庫6番
なが た じん じゃ
長田神社
主祭神
住 所
電 話
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備 考73番

 201年(神功皇后摂政1)に創祀そうしされたと伝わり、廣田ひろた神社・生田いくた神社と並び、神功じんぐう皇后以来1800年余の歴史をもつ、由緒ある神社である。 神功皇后が神占しんせんで、事代主ことしろぬしのかみの「われをば御心みこころの長田の国にまつれ。鶏鳴の聞こゆる里は、有縁うえんの地なり」というお告げを受け、鶏の鳴く地を探しだして社地にしたと伝えられる。 『日本書紀』にいう長田国は、東は湊川みなとがわ(現在の新開地しんかいち)、西は須磨すま一ノ谷いちのたにのこと(現在の長田区、兵庫区、須磨区、北区南部)で、長田神社はその中央を流れる苅藻川かるもがわの中州に建てられた。
 この故事にちなみ、鶏は神の使いとされ、長田の氏子は鶏肉や卵を食べなかったという。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋