神仏霊場 兵庫8番 |
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山陽電鉄山陽垂水駅・JR垂水駅を出てすぐの地に位置し、境内は国道2号線(旧山陽道)に面している。
海(垂水漁港)と社を結ぶ参道には、1957年(昭和32)に建てられた高さ約15メートルもの巨大な朱塗りの浜大鳥居がそびえ立つ。
一般には「かい神社」とよばれているが、祭神名による呼称は「わたつみ神社」である。
古くは「あま神社」「たるみ神社」ともいわれていた。
社伝によれば、三韓出兵からの帰途、神功皇后がこの地に綿津見三神を祀ったのがはじまりとあり、『日本書紀』に記される廣田神社・生田神社・長田神社・住吉大社の創建伝承とかかわりがあるようだ。
出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋