神仏霊場
京都1番
いわ し みず はち まん ぐう
石清水八幡宮
主祭神
住 所
電 話
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備 考83番、写真

 石清水八幡宮は京都盆地の南、かつら川・宇治うじ川・木津きづ川の合流点にある男山おとこやま丘陵上に鎮座する。 南総門の前に立つと、正面にひときわ高く、入母屋いりもや造り・檜皮葺ひわだぶき屋根の建物が目に入る。 楼門である。
 現在の社殿の大半は、1631年(寛永8)に着工、1634年に完成したもので、楼門のほか本殿・幣殿・舞殿などは重文(注)。 1993年(平成5)からはじまった「平成の大修造」で、社殿は往時の姿を取り戻しつつある。
 創建は清和せいわ天皇の御代にさかのぼる。 859年(貞観1)7月、奈良大安寺だいあんじの僧行教ぎょうきょう(生没不詳)が宇佐うさ八幡大神から託宣を受け、その翌年(860年)4月、朝廷の木工寮もくりょうにより建立された八幡造りの宝殿に鎮座した。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋

(注) 2016年(平成28)、国宝に指定されました。