神仏霊場
京都4番
きょう おう ご こく じ とう じ
教王護国寺 (東寺)

東寺真言宗
本 尊
住 所
電 話
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備 考86番、写真

 平安京の表玄関として造営された羅城門らじょうもんの東西に、西の西寺さいじとともに、東に東寺が建てられた。 正式には教王護国寺。 京都の人々の呼称は、「弘法こうぼうさん」。 嵯峨さが天皇からこの寺を賜った弘法大師空海にちなんだものである。
 毎月21日の弘法さんの縁日には、境内で「市」が開かれ、古道具や古着、植木などの露店には、お参りの人ばかりでなく、一般・内外の観光客も混じってにぎわう。 新年のはつ弘法、年末のしまい弘法には20万人余りがつめかける。
 東寺は、桓武かんむ天皇による平安遷都の2年後の796年(延暦15)、官寺として創建された。 造東寺長官に大納言だいなごん藤原伊勢人いせんどが任命される。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋