神仏霊場
京都13番
ろく おん じ きん かく じ
鹿苑寺 (金閣寺)

臨済宗相国寺派
本 尊
住 所
電 話
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備 考95番、写真

 盂蘭盆会うらぼんえの夜、京の町をとりまく五山に火を点じて精霊しょうりょうを送る「五山の送り火」。 その五山のひとつ、左大文字山の南麓なんろくに鹿苑寺がある。 山号を北山ほくざんといい、臨済りんざい相国寺しょうこくじ派の別格地。 鏡湖池きょうこちの前に建つ三層の楼閣「舎利殿しゃりでん」が二、三層に金箔きんぱくが押されているので、一般には「金閣寺きんかくじ」とよばれ、世界的にもこの呼称で名高い。 1994年(平成6)には世界遺産に登録された。
 室町幕府第3代将軍の足利義満よしみつが、西園寺さいおんじ公経きんつねの山荘であったこの地を譲り受け、1397年(応永4)から造営工事に着手、楼閣(金閣)を建て、林泉を築いた「北山殿でん」がはじまり。 義満はここに北山文化を花開かせた。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋