神仏霊場 京都21番 |
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賀茂川と高野川の合流する三角地に、古代から変わらぬ植生を伝える広大な社叢「糺の森」のなかに包まれるように鎮座する賀茂御祖神社は、一般には下鴨神社とよばれる。
賀茂川上流に鎮座する賀茂別雷神社を、上賀茂神社、上社とよぶのにならって、下社ともよばれる。
玉依媛命がある日、瀬見の小川で川遊びをしているとき、上流から流れてきた丹塗りの矢を持ち帰って身籠り、上賀茂神社の祭神賀茂別雷大神を産んだことに因む。
『延喜式』の名神大社で、山城国一の宮であり、京都最古の神社。
世界遺産に登録されている。
出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋