神仏霊場 京都22番 |
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賀茂川上流に、背後の神山を降臨山として鎮座する。
天武天皇の678年、社殿の基が造営された。
京都最古の神社で、『延喜式』の名神大社である。
山城国一の宮。
世界文化遺産に登録される。
社伝によると、賀茂玉依媛命が丹塗りの矢に感得して出産した御子が、成人となった宴席で祖父の賀茂建角身命に「父と思うものに杯を捧げよ」と促される。
御子は杯を天に投げ「私は天神の御子である」と天に昇った。
この御子が、賀茂別雷命である。
784年(延暦3)11月、長岡京遷都にともない、上・下社に従二位の神位が授与されるなど、朝廷の崇敬篤く、
807年(大同2)、正一位の神階を受ける。
出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋