神仏霊場
京都22番
か も わけ いかづち じん じゃ かみ が も じん じゃ
賀茂別雷神社 (上賀茂神社)
主祭神
住 所
電 話
URL
備 考104番、写真

 賀茂川かもがわ上流に、背後の神山こうやまを降臨山として鎮座する。 天武てんむ天皇の678年、社殿の基が造営された。 京都最古の神社で、『延喜式えんぎしき』の名神みょうじん大社である。 山城やましろ国一の宮。 世界文化遺産に登録される。
 社伝によると、賀茂玉依媛たまよりひめのみこと丹塗にぬりの矢に感得して出産した御子が、成人となった宴席で祖父の賀茂建角身たけつぬみのみことに「父と思うものに杯をささげよ」と促される。 御子は杯を天に投げ「私は天神の御子である」と天に昇った。 この御子が、賀茂かも別雷わけいかづちのみことである。
 784年(延暦3)11月、長岡ながおか京遷都にともない、上・下社にじゅ二位の神位が授与されるなど、朝廷の崇敬すうけいあつく、 807年(大同2)、正一位の神階を受ける。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋