神仏霊場
京都35番
しょう れん いん
青蓮院

天台宗
本 尊
住 所
電 話
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備 考117番、写真

 神宮道を南へ三条通を越えると、左手に巨大なくすにとり囲まれて建つ。 何百年という樹齢を重ねた楠はうねるように門前に根を広げる。 三千院さんぜんいん梶井かじい門跡もんぜき)、妙法院みょうほういんと並ぶ天台三門跡さんもんぜきのひとつ。 山号はなく、粟田あわた御所の名がある。
 比叡ひえい山上にあった三千堂のひとつとして東塔とうどう南谷みなみだにに建てられ、はじめ青蓮坊しょうれんぼうと号し、のちに天台座主ざす行玄ぎょうげん大僧正に譲られた。 1153年(仁平3)、鳥羽とば法皇の勅で第7皇子の覚快かくかい法親王ほっしんのうが三条通と白川しらかわの交差点東北の里坊・三条白川房に住持して青蓮院と改称し、門跡寺院となった。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋