神仏霊場 京都41番 |
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真言宗泉涌寺派 |
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東山三十六峰を第1峰の比叡山から南へ数えて33峰目が泉山。
月輪山ともいわれる。
泉涌寺はその懐に建つ皇室ゆかりの寺で、山号は東山と称した。
今は泉山。
皇室の菩提寺にあたる香華院として「御寺」と称される。
東大路の泉涌寺道を東に坂道を登ると、途中に「拝跪聖陵」の石碑。
それを過ぎれば四脚大門がある。
大門からは玉砂利の道を下り、仏殿に至る。
泉涌寺は、天長年間(824〜834)、弘法大師空海が草庵を結んで法輪寺と称したのがはじまりである。
855年(斉衡2)、神修上人が仙遊寺としたが、僧俊芿が1218年(建保6)に入り、泉涌寺と改称したという。
出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋