神仏霊場
京都44番
み むろ と じ
三室戸寺

本山修験宗
本 尊
住 所
電 話
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備 考126番、写真

 京阪けいはん宇治線の三室戸駅から歩いて15分で山門前に至る。 山門右手から境内の谷沿いに庭園が広がる。 手前から紫陽花あじさい躑躅つつじ石楠花しゃくなげなどの花が約1万5000平方メートルにわたり植栽され、なかでも紫陽花は30種、1万本を数え、紫陽花寺としても知られる。 山門をくぐり、本道(注)への石段下に踊るような字体の「ようおまいり」の石柱が立っている。 山号は明星山みょうじょうさん
 寺伝によれば、奈良末期に光仁こうにん天皇の夢告から藤原犬養いぬかいが宇治に出向き、宇治川支流の渓流ふち千手せんじゅ観音かんのん菩薩ぼさつに出会い、水中にあった1尺2寸の尊像を持ち帰ったのがはじまり。 大安寺だいあんじ僧の行表ぎょうひょうは勅命で御室みむろを移して安置、名前も御室戸寺とした。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋

(注) 「本堂」の誤植と思われます。