神仏霊場
京都48番
じょう る り じ
浄瑠璃寺

真言律宗
本 尊
住 所
電 話
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備 考130番、写真

 浄瑠璃寺は、京都の最南端、奈良県との県境に広がる丘陵台地当尾とうのおにある。 寺院やその塔頭たっちゅう・子院などの堂塔があって、多くの塔婆が並んだところから塔尾、のち「当尾」の字があてられたという。 JR関西本線加茂かも駅からバスで十数分。 参道が導く山門は、堀辰雄たつおの『大和路やまとじ信濃路しなのじ』に描かれるように、小さく慎み深い。
 正式には、小田原山法雲院ほううんいん浄瑠璃寺。 『浄瑠璃寺流記事るきのこと』によれば、1047年(永承2)7月、當麻寺たいまでら義明ぎみょう上人の本願により本堂が建てられた。 創建をめぐっては、739年(天平11)、聖武しょうむ天皇の勅願による行基ぎょうきの開基という説などもある。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋