神仏霊場
京都51番
この じん じゃ
籠神社
主祭神
住 所
電 話
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備 考133番

 日本三景のひとつ、「天橋立あまのはしだて」の北端に鎮座する。 『延喜式えんぎしき』では山陰道8か国中第一の名神みょうじん大社に列し、丹後たんご国の一の宮で名高い。 北近畿きたきんきタンゴ鉄道(KTR)天橋立駅の駅頭から対岸に延びる天橋立を渡って、徒歩なら30分、観光船なら15分。 歩くにしても船で渡るにしても、参道が天下の名勝・天橋立という華やかな神社は、全国、この神社をおいてほかにない。
 社伝によると、創建は、神代にさかのぼる。 北の奥宮の地・真名井原まないがはら匏宮よさのみやとして豊受とようけの大神おおかみが鎮座していたが、紀元前55年(崇神天皇39)、天照あまてらす大神おおみかみ大和やまと笠縫邑かさぬいむらからうつって吉佐宮よさのみや(与謝宮)と称した。 683年(天武天皇11)、吉佐宮を籠神社として彦火ひこほ火出見ほでみのみことまつったが、719年(養老3)、真名井原の本宮を現在地に移し、彦火ひこほあかりのみことを主祭神としたという。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋