神仏霊場 滋賀6番 |
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真言宗豊山派 |
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琵琶湖に浮かぶ竹生島にある。
長浜の湖岸から6キロ沖の島は周囲2キロ、琵琶湖八景のひとつ、「深緑・竹生島の沈影」に数えられ、古くから神の住む島、祖霊の島として敬われてきた。
船着場からいきなり165段の石段が続き、上りきると、宝厳寺境内になる。
山号は竹生島巌金山。
朱色が目に飛び込む弁才天堂は昭和の建築で、平安後期の様式を基本に、鎌倉・室町の様式を取り入れており、その姿は島に降り立つ鳳凰を思わせる。
『竹生島縁起』によると、724年(神亀1)、行基は勅命で島に渡り、弁才天を刻み、堂を建立する。
弁才天はもともとインドの河の神で、琵琶や武器を持つ姿で表わされ、福徳・学問・延寿・戦勝の女神で知られる。
出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋