神仏霊場 滋賀10番 |
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131年(成務天皇1)、成務天皇が高穴穂宮に即位のとき、武内宿禰に命じて大嶋大神を祀ったのがはじめと伝わる。
275年(応神天皇6)、天皇の近江行幸のおり、奥津島神社から還る途中で日牟禮社に立ち寄るが、後年、そこで日輪を見る奇瑞があり、祠を建て「日群八幡宮」と称した。
一条天皇の991年(正暦2)、法華峰(八幡山)に社を建てて宇佐八幡宮を勧請し、「上の八幡宮」を祀ったと伝わる。
1005年(寛弘2)、遥拝の社を麓(現在地)に建て「下の社」とした。
1327年(嘉暦2)には社殿を修造、神領を付与された。
皇室の尊崇が篤く、綸旨を下して天下泰平を祈願すること再三におよんだ。
出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋