神仏霊場
滋賀10番
ひ む れ はち まん ぐう
日牟禮八幡宮
主祭神
住 所
電 話
URL
備 考144番

 131年(成務天皇1)、成務せいむ天皇が高穴穂宮あかあなほのみやに即位のとき、武内たけのうちの宿禰すくねに命じて大嶋大神をまつったのがはじめと伝わる。 275年(応神天皇6)、天皇の近江おうみ行幸のおり、奥津島おきつしま神社から還る途中で日牟禮社に立ち寄るが、後年、そこで日輪を見る奇瑞があり、祠を建て「日群八幡宮」と称した。 一条いちじょう天皇の991年(正暦2)、法華峰ほっけみね(八幡山)に社を建てて宇佐うさ八幡宮を勧請し、「上の八幡宮」を祀ったと伝わる。 1005年(寛弘2)、遥拝の社をふもと(現在地)に建て「下の社」とした。
 1327年(嘉暦2)には社殿を修造、神領を付与された。 皇室の尊崇があつく、綸旨りんじを下して天下泰平を祈願すること再三におよんだ。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋