神仏霊場
滋賀17番
ひ よし たい しゃ
日吉大社
主祭神
住 所
電 話
URL
備 考151番、写真

 京阪けいはん坂本駅前を東西に延びる広い参道は日吉馬場といい、織田信長焼き討ち後の復興坂本の、いわば都市計画道路だった。 坂本は日吉大社の東面に広がり、碁盤の目のような町づくりになっている。
 創建の年代は明らかではないが、紀元前91年(崇神天皇7)、勅命で、大山咋おおやまくいのかみを山上にまつらせ、小比叡ひえいと称した。 668年(天智天皇7)には宇志麿に勅して、大物主おおものぬしのかみを比叡山に祀らせたという。 これを大比叡と称し、中世以降、大比叡を大宮、小比叡を二宮と称した。
 僧最澄が延暦寺えんりゃくじを創建すると、その鎮守とし、日吉山王、または山王権現ごんげんとも称した。 『延喜式えんぎしき』の名神みょうじん大社に列し、二十二社の列に加わる。

出所:『神と仏の道を歩く』から抜粋