勅祭社
か しま じん ぐう
鹿島 神宮
主祭神
住 所
電 話
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備 考6年ごとに勅使が参向

 祭神は武神として有名な武甕槌たけみかづちの大神おおかみ。 創建は神武天皇が即位された年、紀元前660年とされている。

 東征のさなか、窮地に陥ったところを武甕槌大神のもつ韴霊剣ふつのみたまのつるぎによって救われた神武天皇。 即位の年、その恩に報いるために、この鹿島の地に武甕槌大神をまつったのが鹿島神宮の始まりと伝えられる。 関東でも屈指の古社だ。

 万葉集には東国から九州へと旅立つ防人さきもりたちが、武運と安全を鹿島の神へ祈る歌が収められている。 またこのことから遠方へと旅立つことを表す「鹿島立ち」という言葉も残っている。

 武甕槌大神は武神として知られるので、源頼朝や徳川家康など武家からの崇敬も厚く、奥宮社殿は家康が寄進したものとしても知られている。 また剣豪として知られる塚原卜伝つかはらぼくでんはこの鹿島神宮の神職吉川覚賢よしかわあきかたの次男であり、当宮に千日参籠して剣の極意を極めたという話も残っている。

出所:『日本の神社100選』から抜粋

≪楼門≫
 日本三大楼門の一つに数えられる楼門は、高さが約13mあり、重要文化財に指定されています。
≪拝殿≫
≪御手洗池≫
≪要石≫
 地中深くまで埋まる要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。 こちらは凹形石ですが、香取神宮は凸形石です。

更新日:2020/05/05