吉祥院天満宮 年表

 吉祥院天満宮詳細録から年表を作成しました。通説と異なる内容があるかもしれませんが、ご理解下さい。

西暦年和暦出来事
750天平勝宝2年土師古人(道真の曾祖父)誕生
771宝亀2年土師清公(道真の祖父)誕生
781天応元年 6月25日古人ら菅原姓へ改姓
794延暦13年 11月平安京遷都で古人ら石原郷(現・吉祥院)へ移住
804
(802)
延暦23年 7月
(または延暦21年 7月)
清公が遣唐使として入唐、航海途中で最澄が大吉祥天女に祈り嵐を鎮める
805延暦24年清公が帰朝
808大同3年 6月清公が吉祥院(吉祥天女院)を建立、自刻の吉祥天女像を安置
812弘仁3年菅原是善(道真の父)誕生
819弘仁10年 1月10日古人没、70歳
842承和9年 10月17日清公没、72歳
845承和12年 6月25日菅原道真誕生、幼名阿呼(あこ)、通称吉祥丸
859天安3年吉祥丸が元服し道真と名乗る
862貞観4年道真が山陰邸(のちの紅梅殿)へ転住
872貞観14年 1月14日伴氏(道真の母)没
880元慶4年 8月30日是善没、69歳
880元慶4年道真が紅梅殿から吉院菅原院へ戻る
881元慶5年 10月21〜24日道真が是善一周忌の法華御八講を執行(吉祥院御八講の始まり)、自刻の十一面観音像を吉祥天女院に安置
886仁和2年 1月16日道真が讃岐国へ赴任
890寛平2年道真が讃岐国から帰任
894ェ平6年 8月遣唐大使となった道真の奏上で遣唐使廃止
894ェ平6年 9月25日吉院で道真の五十の賀を修す
898昌泰元年 10月20日醍醐天皇が吉院地方で鷹狩
899昌泰2年 2〜3月道真が右大臣就任を三度固辞
901昌泰4年 1月20日藤原時平の讒言で道真に大宰権帥へ左遷の宣旨
嫡男高視は土佐国、二男景行は越後国、三男兼茂は遠江国、四男淳茂は播磨国に配流
903延喜3年 2月25日道真没、59歳
908-
922
延喜8〜22年・大火、大風、大雨、洪水、雷火、地震、疫疾、疱瘡などの天変地異が続く
909延喜9年 4月4日時平没、39歳
909延喜9年三善清行が三善院浄蔵寺を建立、道真作十一面観音像を安置
923延喜23年 4月20日道真を右大臣に復し正二位を追贈
928-
929
延長6〜7年・疫病流行、大水で溺死者多数
930延長8年 6月26日清涼殿に落雷し、藤原清貫、平希世、美努忠包ら死亡
931-
934
承平元〜4年・大雪、大地震、平将門の乱、東大寺西塔雷火、法隆寺火災など異変が続く
934承平4年日蔵上人の奏上により朱雀天皇の勅命で天満宮を創祀
993正暦4年 5月20日一条天皇が道真に左大臣正一位を追贈
1109天仁2年 2月25〜28日鳥羽天皇の勅命で二百年祭を執行、以後毎年勅命で御八講を修す
1235文暦2年 2月23日四条天皇から御八講料として加賀国二庄(柴山庄、富墓庄)を賜る
1489延徳元年 11月19日大相撲会
1489延徳元年 11月20日勅使参向、御八講を修す
(1552)(天文21年)菅公六百五十年忌、後奈良天皇が天満宮御神号の御宸翰を奉納
1590
(1580)
天正18年
(または天正8年)
豊臣秀吉に神領、御朱印、御八講料等を全て取り上げられる
1602慶長7年七百年祭を執行
1618元和4年 4月8日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(100日間)
?1626?寛永3年七百二十五年祭
?1627?寛永4年 4月12日後水尾天皇が天満宮御神号の御宸翰を奉納、東福門院が唐門を寄付
1650慶安3年 4月13日〜天満宮と霊宝等を御開帳(100日間)
1650慶安3年 8月25日〜大阪天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(50日間)
1652承応元年 2月13日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(50日間)、献燈者1万人以上(万灯会の始まり)
1652承応元年七百五十年祭
1659万治2年 4月8日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(100日間)
1677延宝5年七百七十五年祭と万灯会を修す
1680延宝8年 4月1日〜江戸表で吉祥天女と霊宝等を御開帳(80日間)
1681延宝9年 8月25日〜太宰府阿弥陀堂で吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1681延宝9年 10月1日〜長崎松森天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(20日間)
1682天和2年 4月19日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(8月15日まで)
1691元禄4年 4月12日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(6月3日まで)
?1703?元禄16年 2月25日〜八百年祭、吉祥天女と霊宝等を御開帳(3月15日まで)
1718享保3年 3月3日〜大阪天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(50日間)
1727享保12年 2月25日〜下御霊神社で吉祥天女と霊宝等を御開帳(50日間)
1727享保12年八百二十五年祭を執行
1732享保17年 7月15日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1733享保18年 6月16日〜三井寺正法寺奥院で吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1733享保18年 7月23日〜江州大蓮寺天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(50日間)
1749寛延2年 3月16日〜西新屋敷下之町住吉御旅所天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1749寛延2年 7月9日〜江州彦根森天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1750寛延3年 3月3日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1752宝暦2年八百五十年祭と万灯会を執行
1765明和2年 8月8日〜江州佐々木大神神社内天満宮で吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1766明和3年 8月12日〜霊山正法寺で吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1772明和9年天~橋架け替え、神殿堂宇修繕
1773安永2年八百七十五年祭と万灯会を執行
1782天明2年 3月13日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1798寛政10年本殿末社手洗井戸等の修繕
1798寛政10年九百年祭と万灯会を執行
1809文化6年 3月12日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(15日間)
1814文化11年 3月3日〜吉祥天女と霊宝等を御開帳(30日間)
1815文化12年 9月聖堂再建
1823文政6年 9月29日〜江戸各所で御開帳(文政8年まで)
?1827?文政10年九百二十五年祭と万灯会を執行
1829文政12年 4月御開帳
1841天保12年 10月吉祥院聖廟御法楽連歌を催す
1852嘉永5年九百五十年祭と万灯会を執行
1902明治35年 4月19〜25日一千年祭と万灯会を執行
1928昭和3年 4月24〜26日一千二十五年祭と万灯会を執行
※ 大正天皇崩御後の諒闇のため昭和2年から1年延期

更新日:2021/03/06