吉祥院天満宮詳細録 第十章 p360 - 367
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◎神饌御灯明料其他収入の慨[1]

(一)神饌料に付きて(氏名不順尊称不付)
弐斗五升五合(内六升弁財天社神饌料)北村豊治郎
壱斗五升 桧垣与三郎
壱斗参升五合 桧垣与一郎
壱斗参升 石原磯次郎
壱斗弐升 平塚繁次郎、桧垣源兵衛、石割藤三郎
壱斗五合 加藤音次郎、山下友次郎
壱斗   深見徳次郎
九升 (白米) 山中忠次郎
九升 (内五升弁財天社神饌料) 山下音次郎
八升 奥田伍一郎、山崎常次郎
七升五合 石原貞次郎、神田定吉、山下保次、薮田安之助、薮田長治郎、山下安之助(北)山下喜三郎、山下貞次郎、山下源一
七升 石原伊三郎、石原宗次郎、山下安之助(西)岩根嘉太郎、山下茂兵衛、神田捨吉、石原弥三郎
六升五合 神田いま
六升 東吉之助、東甚之助、薮田竹次郎、奥田三郎兵衛
五升 松尾駒次郎、塚本梅次郎、繁三治郎、河井長三郎、山下藤三郎、藤田善次郎、中塚栄吉、薮田幾次郎、神田宇一郎
四升五合 山口米次郎、福田丑之助、桧垣源三郎、山下弥三郎
四升 岡崎竜三郎、中塚宇之助、中塚滝三郎、柳本長次郎、平塚惣治郎、杉山定次郎、平塚鹿次郎 深見亀次郎、薮田豊次郎、福田常次郎、神田喜三郎、石原信之助、安田徳次郎、山下磯次郎 山下友次郎(東)
参升五合 石原藤松、村岡松之助、青柳新助、山崎藤三郎、平塚松之助、山下由松、山下粂次郎、加藤長三郎、藤田友次郎、中塚末次郎、岡崎清右衛門、中路松之助
参升 津田重次郎、山田竹次郎、中村宇之助、中村政三郎、増田伊三吉、中塚孝之助、田中和市、山口岩吉、松山久次郎、藤田喜兵衛、山下熊次郎、河井光之助、山下寅吉、岡崎卓、乾竹次郎、中塚松之助、神田信次郎、藤田常次郎、石原長太郎、福田藤次郎、石原与一、太田茂兵衛、山崎与三、中塚安之助、中塚磯次郎、長谷川己之助、平塚金次郎、神田庄太郎、北村伊三郎、山口一栄、安田信之助、安田千代太郎、岡村捨次郎、山下辰之助、藤田庄次郎、繁栄次郎
弐升五合 小坂常次郎、山崎半之助、井崎喜八、奥田捨松、神田佐吉、山崎七之助、中塚伊之助、和田清、石原馬吉、藤田亥一郎
弐升 木崎タネ、東末次郎、小原捨次郎、山下菊次郎、柳本梅吉、増田幸次郎、岡崎捨吉、福田徳次郎、樫木清次郎、木村卯之助、石原文次郎、岡本卯之助、石原トヨ、東栄次郎、平塚敬太郎、石原熊次郎、深見友次郎、山田寅吉、平塚惣次郎(菊)青柳すゑ、正木正太郎、山口正己、脇田亀次郎、山下万次郎、松尾和三郎、能勢丑之助、西田仙吉、宮原辰治郎、山中伊三郎、伊藤小助、永岡益太郎、増田磯次、藤岡栄造、前田与一郎、井上梅吉
壱升五合 石原幾次郎、藤原光太郎、平塚松之助(西)松山新太郎、深見梅治郎、山田末吉、山崎ちゑ、平塚源之助、藤田光之助、山中慶次、中村民十郎
壱升 九十三戸
計 七石弐斗九升五合也

(二)御灯明料に付きて
五升 (弁財天社灯明料) 北村豊次郎
参升 安田信之助、石原磯次郎、岡崎清右衛門
金七拾五銭(弐升五合)安田英之助
計 壱斗六升五合也

(三)神饌幣帛料其他
金参拾円也 例祭、祈年祭、新嘗祭、(自村役場)
金参円也 神符神札授与料
金八円参拾六銭也 賽銭千度礼拝雑収入

(四)社掌俸給
金参百六拾円也 (百円役場弐百六拾円氏子) 以上

大正八年迄の収支予算

諸収入 金百四拾九円参拾六銭五厘也
内訳 一、神饌幣帛料 拾五円也
二、社入金   参拾四円参拾六銭五厘也
内 イ、神符神札授与料  参円
ロ、賽銭       弐円弐拾八銭
ハ、神饌初穂料    拾七円八拾八銭五厘
ニ、灯油料      九円参拾弐銭
ホ、雑収入      壱円八拾八銭
三、用途指定寄付金 百六拾円也
内 イ、社掌俸給     百円
ロ、神饌消耗費中へ  六拾円
諸支出 金百四拾九円参拾六銭五厘也
内訳 一、社費 百四拾七円六拾四銭五厘也
内 イ、神饌費 弐拾弐円七拾九銭五厘
ロ、社掌俸給     百円
ハ、雇人料      五円
ニ、神符、神札調製費 弐円
ホ、消耗費      拾四円
ヘ、通信運搬費    五円
ト、雑費       参円参拾五銭
二、基本財産積立 壱円七拾弐銭也 以上

大正九年収支予算大正八年度と異なる点

価物暴騰にて用途指定寄付金に六拾円増加して諸収入弐百〇九円参拾六銭五厘となり。 支出部に於て神饌費に参拾五円と消耗費に弐拾五円との増加を来せしのみにて弐百〇九円参拾六銭五厘となる
以上

大正九年度収支決算上

一、神饌幣帛料に拾五円増加せしを以て神饌料中へこれを加え収支金弐百弐拾四円参拾六銭五厘となる。 本年より俸給令改正実施にて十二級俸参百六拾円となりしも其儘にて大正十二年に至る。

大正十二年度収支予算

収入予算 金六百参拾八円九拾六銭也
内訳 一、神饌幣帛料 参拾円也
二、社入費   四拾八円九拾六銭也
内 イ、神符、神札授与料 参円
ロ、賽銭       弐円弐拾八銭
ハ、神饌初穂料    四拾円
ニ、灯油料      壱円八拾銭
ホ、雑収入      壱円八拾八銭
三、用途指定寄付金 五百六拾円也
内 イ、社掌俸給     参百六拾円
ロ、神饌消耗修繕中へ 弐百円
支出予算 金六百参拾八円九拾六銭也
内訳 一、経費  六百参拾六円五拾壱銭也
内 イ、神饌費      百〇七円拾銭
ロ、社掌俸給     参百六拾円
ハ、雇人料      拾五円
ニ、神符、神札調製費 拾四円八拾五銭
ホ、消耗費      七拾五円九拾銭
ヘ、通信運搬費    参円
ト、神職会費     拾四円弐拾四銭
チ、雑費       弐拾九円四拾弐銭
リ、修繕費      拾七円
二、基本財産積立 弐円四拾五銭也 以上

[1]「槪(概)」の誤記と思われますが、原文通り表記します。

更新日:2021/02/12