賀茂六郷

賀茂別雷神社境内諸郷耕地図
出所:『室町後期の上賀茂』

 賀茂六郷(かもろくごう)とは、上賀茂神社(賀茂別雷神社)の周辺に広がる地域で、古代・中世に上賀茂神社の社領とされた六郷の総称です。 上賀茂六郷、賀茂社境内六郷とも呼ばれました。

 寛仁元年(1017)に後一条天皇が賀茂社に行幸して愛宕(おたぎ)郡の大部分を寄進し、賀茂・小野・錦部(にしごり)・大野の四郷が上賀茂社領になったことが賀茂六郷の始まりです。

 また賀茂六郷には往来田(おうらいでん)とよばれる独自の土地制度があり、神社の田地を分割所有する氏人が死去すると田地を神社に返し、その田地が別の氏人に宛行(あてが)われました。

賀茂六郷 読み方 旧四郷(推定) 現在の地名
賀茂注進雑記 清行文書
1河上 かわかみ 賀茂 賀茂 北区西賀茂
4岡本 おかもと 錦部 北区上賀茂(北西部)
2大宮 おおみや 大野 北区大宮、紫竹、紫野(北部)
3小山 こやま 北区小山
5中村 なかむら 錦部 北区上賀茂(南東部)
6小野 おの 小野 小野 左京区上高野

更新日:2024/08/05