京都三大門

 京都三大門は、その名の通り京都にある大きな3つの門のことです。

 一般には知恩院、南禅寺、仁和寺の3か寺の門とされていますが、単純に門の高さだけで比較すると東本願寺の御影堂門が一番で、仁和寺の代わりに東本願寺を加えることもあります。 また、仁和寺の代わりに東福寺を入れる人もいます。

 なお、寺院が山に建てられ山号を付けて呼んだことの名残りから、寺院の正門のことを一般に山門(さんもん)と呼びますが、空門・無相門・無願門の三境地を経て仏国土に至る門という意味で、三解脱門(さんげだつもん)または三門(さんもん)と呼ぶこともあり、これらは同じ門のことを指しています。

京都三大門 所在地
1 知恩院 三門 高さ24m、横幅50m chion-in
2 南禅寺 三門 高さ約22m nanzen-ji
3 仁和寺 二王門[1] 高さ18.7m ninna-ji
[1]仁和寺二王門に代えて以下の門を加える場合もあります。
3 東本願寺 御影堂門 高さ26.9m higashi-hongan-ji
3 東福寺 三門 高さ約22m toufuku-ji

≪知恩院 三門≫
 
≪南禅寺 三門≫
 
≪仁和寺 二王門≫
 
≪東本願寺 御影堂門≫
 
≪東福寺 三門≫
 

更新日:2020/08/01