京の三板碑

 板碑(いたび)は平らな板石を用いた石塔婆(いしとうば)のことで、死者の追善供養のため、鎌倉時代から江戸初期にかけて関東で多く建立されました。 板石の上部は山形で、その下に深彫りの2本の横線が入り、仏像・梵字(ぼんじ)、年月日・名前などが刻まれています。

 以下の3つが「京の三板碑」と呼ばれています。

板碑 高さ・陰刻内容 所在地
1了蓮寺 了蓮寺板碑 高さ 2.1m
阿弥陀如来
ryouren-ji
2西向寺 地蔵図像板碑
(別名:爪彫地蔵)
高さ 1.5m余(1.9m?)
地蔵菩薩
saikou-ji(murasakino)
3正法寺 阿弥陀三尊種子板碑
(別名:国阿上人板碑)
高さ 1.12m
阿弥陀三尊種子「キリーク(阿弥陀)・サ(観音)・サク(勢至)
shoubou-ji

更新日:2023/03/19