雪・月・花の三名園

 江戸時代前期の歌人で俳諧の先駆者として有名な松永貞徳(まつなが ていとく)が京都に遺したと伝わる3つの庭園が成就院「雪・月・花(せつげつか)の三名園」です。

 貞徳は寺町二条(妙満寺)、清水、北野(一説に祇園)にあった3つの塔頭・成就院に同時に庭園を造ったとされ、失われていた花の庭が再興されたことで三名庭が復活しました。

庭園 所在地 備考
雪の庭 妙満寺
myouman-ji
妙満寺が岩倉に移った際、塔頭の成就院から本坊に移築
月の庭 清水寺 成就院
kiyomizu-dera
花の庭 北野天満宮
kitano
令和4年(2022)に再興

≪妙満寺 雪の庭≫
 

更新日:2022/03/30