日本三名鐘

 日本三名鐘は日本を代表する3つの梵鐘で、声(音色の良さ)・姿(装飾文様の良さ)・銘(銘文の良さ)の3つの観点から選ばれています。

 「銘の神護寺」の代わりに「勢の東大寺」を加える場合もあるようですが、個人的には「勢」よりも「銘」を優先したいと思います。

日本三名鐘 所在地
三井寺 梵鐘「三井の晩鐘」 mii-dera
姿 平等院 梵鐘 byoudou-in
神護寺 梵鐘「三絶の鐘」[1] jingo-ji
東大寺 梵鐘 toudai-ji
[1] 当時の三絶(橘広相、菅原是善、藤原敏行)によって銘が刻まれたことから、このように呼ばれています。貞観17年(875)に鋳造されました。

≪三井寺 鐘楼≫
 
≪平等院 鐘楼≫
 
≪神護寺 鐘楼≫
 
≪東大寺 鐘楼≫
 

更新日:2021/05/14