三門跡、五門跡、十三門跡

 門跡(もんぜき)とは、皇族・公家が住職を務める特定の寺院、あるいはその住職のことです。 鎌倉時代以降は寺格を指すようにもなりました。

 門跡寺院の中で、法親王または入道親王が住職として居住する13の寺院を十三門跡、あるいは宮門跡(親王門跡)と呼びます。 実際には親王家に限って入寺するのは仁和寺・大覚寺・輪王寺の3門跡だけで、その他は摂家や足利将軍家からも入寺することができました。

 また天台宗を代表する門跡寺院として、三門跡や五門跡の呼び方があります。

寺院 十三門跡 天台宗
三門跡
五箇所門跡
/ 天台宗
五門跡
寺門派
三門跡
仁和寺
大覚寺
輪王寺
青蓮院
三千院
妙法院
毘沙門堂
曼殊院
勧修寺
知恩院
聖護院[1]
照高院(廃絶)
円満院
実相院
[1]現在の聖護院は本山修験宗ですが、元は天台宗寺門派でした。

五門跡(浄土真宗)

 浄土真宗の中で門跡に准ぜられた5か寺の総称を五門跡、または五門徒といいます。

 江戸時代中期の文化11年(1814)、真宗木辺派本山の錦織寺が浄土宗から浄土真宗に復帰して准門跡に加えられました。

寺院 五門跡
西本願寺 本願寺派
東本願寺 大谷派
佛光寺 佛光寺派
興正寺 興正派
専修寺 高田派
錦織寺 木辺派

醍醐五門跡

 醍醐寺の塔頭寺院で醍醐寺門跡を輪番で務めた5か寺を醍醐五門跡といいます。

寺院 五門跡
三宝院
報恩院
金剛王院(一言寺)
理性院
無量寿院

更新日:2021/02/23