社寺町名 (下京区)

ZIP、区 町名 由来社寺 社寺所在時期[1]
600-8002
下京区
おたびちょう 御旅町おたびちょう やさかじんじゃおたびしょ 八坂神社御旅所やさかじんじゃおたびしょ 天正19年(1591)
〜現在
600-8003
下京区
おたびみやもとちょう 御旅宮本町おたびみやもとちょう やさかじんじゃおたびしょ 八坂神社御旅所やさかじんじゃおたびしょ 天正19年(1591)
〜現在
600-8020
下京区
みかげどうまえちょう 御影堂前町みかげどうまえちょう しんぜんこうじ(みえどう) 新善光寺しんぜんこうじ御影堂みえどう 天正15年(1587)
〜昭和20年(1945)
600-8022
下京区
いなりちょう 稲荷町いなりちょう いなり 稲荷いなりの祠 不詳
600-8031
下京区
ていあんまえのちょう 貞安前之町ていあんまえのちょう だいうんいん 大雲院だいうんいん 開基:貞安 天正18年(1590)
〜昭和47年(1972)
600-8047
下京区
いしふどうのちょう 石不動之町いしふどうのちょう みょうおういんふどうじ 明王院不動寺みょうおういんふどうじ 持統天皇5年(691)[2]
〜現在
600-8051
下京区
とくしょうじちょう 徳正寺町とくしょうじちょう とくしょうじ 徳正寺とくしょうじ 慶長7年(1602)
〜現在
600-8054
下京区
ぶっこうじひがしまち 仏光寺東町ぶっこうじひがしまち ぶっこうじ 佛光寺ぶっこうじ 天正14年(1586)
〜現在
600-8063
下京区
まつばらなかのちょう 松原中之町まつばらなかのちょう にいたまつしまじんじゃ 新玉津嶋神社にいたまつしまじんじゃ 松並木 文治2年(1186)
〜現在
600-8064
下京区
もとかみしんめいちょう 本上神明町もとかみしんめいちょう あさひしんめいぐう 朝日神明宮あさひしんめいぐう[3] 元亀3年(1572)
〜?
600-8065
下京区
もとしんめいちょう 本神明町もとしんめいちょう しんめいぐう 神明宮しんめいぐう 剣神社末社
〜明治15年(1882)
600-8074
下京区
ひがしまえちょう 東前町ひがしまえちょう ぶっこうじ 佛光寺ぶっこうじ 天正14年(1586)
〜現在
600-8076
下京区
せんしょうじちょう 泉正寺町せんしょうじちょう せんしょうじ 泉正寺せんしょうじ[不詳] 不詳
600-8083
下京区
にしまえちょう 西前町にしまえちょう ぶっこうじ 佛光寺ぶっこうじ 天正14年(1586)
〜現在
600-8086
下京区
ほんとうろうちょう 本燈籠町ほんとうろうちょう じょうきょうじ(とうろうどう) 浄教寺じょうきょうじ燈籠堂とうろうどう
〜天正(1573-92)
600-8088
下京区
かんしゃでんちょう 官社殿町かんしゃでんちょう かんじゃでんしゃ 官者殿社かんじゃでんしゃ 八坂神社境外摂社 天正19年(1591)
〜慶長(1596-1615)
600-8091
下京区
もとあくおうじちょう 元悪王子町もとあくおうじちょう あくおうじしゃ 悪王子社あくおうじしゃ[4] 八坂神社摂社
〜天正18年(1590)
600-8092
下京区
しんめいちょう 神明町しんめいちょう しんめいじんじゃ 神明神社しんめいじんじゃ 延暦(782-806)
〜現在
600-8094
下京区
ぶっこうじにしまち 仏光寺西町ぶっこうじにしまち ぶっこうじ 佛光寺ぶっこうじ 天正14年(1586)
〜現在
600-8098
下京区
いなりちょう 稲荷町いなりちょう はなさきいなりじんじゃ 花咲稲荷神社はなさきいなりじんじゃ (1571-1654)
〜現在
600-8101
下京区
みえいどうちょう 御影堂町みえいどうちょう しんぜんこうじ(みえどう) 新善光寺しんぜんこうじ御影堂みえどう 天正15年(1587)
〜昭和20年(1945)
600-8102
下京区
ほんがくじまえちょう 本覚寺前町ほんがくじまえちょう ほんがくじ 本覚寺ほんがくじ 天正19年(1591)
〜現在
600-8104
下京区
まんじゅうじちょう 万寿寺町まんじゅうじちょう まんじゅじ 万寿寺まんじゅじ 元徳2年(1330)
〜天正(1573-92)
600-8119
下京区
もとしおがまちょう 本塩竈町もとしおがまちょう ほんがくじ 本覚寺ほんがくじ 河原院塩竃の跡 天正19年(1591)
〜現在
600-8133
下京区
いなりちょう 稲荷町いなりちょう たいまつでんいなりじんじゃ 松明殿稲荷神社たいまつでんいなりじんじゃ 宝永8年(1711)
〜現在
600-8163
下京区
しもすわんちょう 下諏訪町しもすわんちょう しょうとくすわじんじゃ 尚徳諏訪神社しょうとくすわじんじゃ 延暦20年(801)[5]
〜現在
600-8166
下京区
いぬいちょう 乾町いぬいちょう ひがしほんがんじ 東本願寺ひがしほんがんじ 境内の乾(北西) 慶長7年(1602)
〜現在
600-8167
下京区
ときわちょう 常葉町ときわちょう ひがしほんがんじ 東本願寺ひがしほんがんじ 常葉の影像[6] 慶長7年(1602)
〜現在
600-8170
下京区
かみすわんちょう 上諏訪町かみすわんちょう しょうとくすわじんじゃ 尚徳諏訪神社しょうとくすわじんじゃ 延暦20年(801)[5]
〜現在
600-8179
下京区
よこすわんちょう 横諏訪町よこすわんちょう しょうとくすわじんじゃ 尚徳諏訪神社しょうとくすわじんじゃ 延暦20年(801)[5]
〜現在
600-8180
下京区
しもまんじゅうじちょう 下万寿寺町しもまんじゅうじちょう まんじゅじ 万寿寺まんじゅじ 元徳2年(1330)
〜天正(1573-92)
600-8184
下京区
てんじんちょう 天神町てんじんちょう あやこてんまんぐう 文子天満宮あやこてんまんぐう 慶長(1596-1615)
〜現在
600-8223
下京区
だいこくちょう 大黒町だいこくちょう だいこく 大黒だいこく[7] 中世
600-8233
下京区
きたふどんどうちょう 北不動堂町きたふどんどうちょう ふどんどうみょうおういん 不動堂明王院ふどんどうみょうおういん 元禄8年(1695)
〜現在
600-8234
下京区
みなみふどんどうちょう 南不動堂町みなみふどんどうちょう ふどんどうみょうおういん 不動堂明王院ふどんどうみょうおういん 元禄8年(1695)
〜現在
600-8237
下京区
たいまつちょう 松明町たいまつちょう たいまつでんいなりじんじゃ(たいまつでん) 松明殿稲荷神社たいまつでんいなりじんじゃ炬火殿たいまつでん 弘長3年(1263)
〜宝永8年(1711)
600-8245
下京区
ふるおたびちょう 古御旅町ふるおたびちょう[8] ふしみいなりたいしゃ おたびしょ 伏見稲荷大社ふしみいなりたいしゃ 御旅所おたびしょ[9]
〜天正(1573-92)
600-8261
下京区
はなぞのちょう 花園町はなぞのちょう こうしょうじ 興正寺こうしょうじ花園院はなぞのいん 天正19年(1591)
〜現在
600-8304
下京区
うしとらちょう 艮町うしとらちょう にしほんがんじ
西本願寺にしほんがんじ 寺内町の艮(北東)
天正19年(1591)
〜現在
600-8307
下京区
たつみちょう 辰巳町たつみちょう にしほんがんじ
西本願寺にしほんがんじ 寺内町の巽(南東)
天正19年(1591)
〜現在
600-8310
下京区
えびすのちょう 夷之町えびすのちょう えびす 蛭子えびす[7] 中世
600-8313
下京区
かみわかみやちょう 上若宮町かみわかみやちょう わかみやはちまんぐうしゃ 若宮八幡宮社わかみやはちまんぐうしゃ[10] 天喜5年(1057)
〜天正12年(1584)
600-8314
下京区
わかみやちょう 若宮町わかみやちょう わかみやはちまんぐうしゃ 若宮八幡宮社わかみやはちまんぐうしゃ[10] 天喜5年(1057)
〜天正12年(1584)
600-8320
下京区
ふくもとちょう 福本町ふくもとちょう ふくもといなり 福本稲荷ふくもといなり
〜天正19年(1591)
600-8328
下京区
えびすみずちょう 蛭子水町えびすみずちょう えびす 蛭子えびす 不詳
600-8332
下京区
なかかなぶつちょう 中金仏町なかかなぶつちょう えんじゅじ(かなぶつでら) 延寿寺えんじゅじ金仏寺かなぶつでら
〜天正19年(1591)
600-8333
下京区
ぼくみかなぶつちょう 卜味金仏町ぼくみかなぶつちょう えんじゅじ(かなぶつでら) 延寿寺えんじゅじ金仏寺かなぶつでら
〜天正19年(1591)
600-8335
下京区
すみよしちょう 住吉町すみよしちょう すみよしじんじゃ 住吉神社すみよしじんじゃ[11] 永禄11年(1568)
〜現在
600-8355
下京区
らいこうどうちょう 来迎堂町らいこうどうちょう しんぜんこうじ(らいこうどう) 新善光寺しんぜんこうじ来迎堂らいこうどう 天仁2年(1109)
〜文禄(1593-96)
600-8356
下京区
きたもんぜんちょう 北門前町きたもんぜんちょう ほんこくじ 本圀寺ほんこくじ 貞和元年(1345)
〜昭和46年(1971)
600-8357
下京区
かきもとちょう 柿本町かきもとちょう かきもと 柿本かきもと社(人麿社)[不詳] (872-945)
〜?
600-8358
下京区
もんぜんちょう 門前町もんぜんちょう[11] にしほんがんじ 西本願寺にしほんがんじ 天正19年(1591)
〜現在
600-8362
下京区
ちゅうどうじまえちょう 中堂寺前町ちゅうどうじまえちょう ちゅうどうじ 中堂寺ちゅうどうじ 不詳[13]
600-8371
下京区
にしもんぜんちょう 西門前町にしもんぜんちょう ほんこくじ 本圀寺ほんこくじ 貞和元年(1345)
〜昭和46年(1971)
600-8372
下京区
みなみもんぜんちょう 南門前町みなみもんぜんちょう ほんこくじ 本圀寺ほんこくじ 貞和元年(1345)
〜昭和46年(1971)
600-8375
下京区
しもちょうふくじちょう 下長福寺町しもちょうふくじちょう ちょうふくじ 長福寺ちょうふくじ[不詳] 不詳
600-8376
下京区
かみちょうふくじちょう 上長福寺町かみちょうふくじちょう ちょうふくじ 長福寺ちょうふくじ[不詳] 不詳
600-8386
下京区
すぎえびすちょう 杉蛭子町すぎえびすちょう すぎえびすだいじんぐう 杉蛭子太神宮すぎえびすだいじんぐう
〜現在
600-8392
下京区
みょうまんじちょう 妙満寺町みょうまんじちょう みょうまんじ 妙満寺みょうまんじ 応仁元年(1467)
〜天正11年(1583)
600-8401
下京区
とうろうちょう 燈籠町とうろうちょう じょうきょうじ(とうろうどう) 浄教寺じょうきょうじ燈籠堂とうろうどう
〜天正(1573-92)
600-8404
下京区
ふくでんじちょう 福田寺町ふくでんじちょう ふくでんじ 福田寺ふくでんじ 慶長3年(1598)
〜?
600-8405
下京区
まんじゅうじなかのちょう 万寿寺中之町まんじゅうじなかのちょう まんじゅじ 万寿寺まんじゅじ 元徳2年(1330)
〜天正(1573-92)
600-8410
下京区
あくおうじちょう 悪王子町あくおうじちょう あくおうじしゃ 悪王子社あくおうじしゃ 八坂神社摂社 天正18年(1590)
〜慶長元年(1596)
600-8413
下京区
おおまんどころちょう 大政所町おおまんどころちょう おおまんどころ 大政所おおまんどころ 八坂神社御旅所 天延2年(974)
〜天正19年(1591)
600-8414
下京区
においてんじんちょう 匂天神町においてんじんちょう においてんじん 匂天神においてんじん[14]
〜現在
600-8415
下京区
いなばどうちょう 因幡堂町いなばどうちょう びょうどうじ(いなばどう) 平等寺びょうどうじ因幡堂いなばどう 長保5年(1003)
〜現在
600-8416
下京区
やくしまえちょう 薬師前町やくしまえちょう びょうどうじ(いなばやくし) 平等寺びょうどうじ因幡薬師いなばやくし 長保5年(1003)
〜現在
600-8424
下京区
さんのうちょう 山王町さんのうちょう ひよしじんじゃ(さんのう) 日吉神社ひよしじんじゃ山王さんのう 延喜(901-923)
〜現在
600-8427
下京区
たまつしまちょう 玉津島町たまつしまちょう にいたまつしまじんじゃ 新玉津嶋神社にいたまつしまじんじゃ 文治2年(1186)
〜現在
600-8428
下京区
べんざいてんちょう 弁財天町べんざいてんちょう べんざいてん 弁財天べんざいてんの祠 不詳
600-8429
下京区
ごくいしちょう 御供石町ごくいしちょう 八坂神社の祇園祭で御供を供す] 不詳
600-8431
下京区
ぜんちょうじちょう 善長寺町ぜんちょうじちょう ぜんちょうじ 善長寺ぜんちょうじ 永正(1504-20)
〜天正19年(1591)
600-8433
下京区
はんじょうちょう 繁昌町はんじょうちょう はんじょうじんじゃ 繁昌神社はんじょうじんじゃ 延喜(901-922)
〜現在
600-8442
下京区
やだちょう 矢田町やだちょう やたでら 矢田寺やたでら 平安時代初め
〜天正18年(1590)
600-8444
下京区
かんだいじんちょう 菅大臣町かんだいじんちょう かんだいじんじんじゃ 菅大臣神社かんだいじんじんじゃ
〜現在
600-8447
下京区
みかげちょう 御影町みかげちょう しんぜんこうじ(みえどう) 新善光寺しんぜんこうじ御影堂みえどう 享禄2年(1529)
〜天正15年(1587)
600-8455
下京区
やわたちょう 八幡町やわたちょう はちまんぐう 八幡宮はちまんぐうの祠[廃]
〜天明8年(1788)
600-8456
下京区
てんしつきぬけ 天使突抜1〜4丁目 ごじょうてんじんしゃ(てんししゃ) 五條天神社ごじょうてんじんしゃ天使社てんししゃ 延暦13年(794)
〜現在
600-8457
下京区
かみかなぶつちょう 上金仏町かみかなぶつちょう えんじゅじ(かなぶつでら) 延寿寺えんじゅじ金仏寺かなぶつでら
〜天正19年(1591)
600-8459
下京区
てんじんまえちょう 天神前町てんじんまえちょう ごじょうてんじんしゃ 五條天神社ごじょうてんじんしゃ 延暦13年(794)
〜現在
600-8460
下京区
こうじんちょう 荒神町こうじんちょう かんのんじ 観音寺かんのんじ(元荒神)[15] 延暦7年(788)
〜現在
600-8463
下京区
えいようじちょう 永養寺町えいようじちょう えいようじ 永養寺えいようじ 文明13年(1481)
〜天正13年(1585)
600-8468
下京区
すみよしちょう 住吉町すみよしちょう すみよしじんじゃ 住吉神社すみよしじんじゃ 不詳
600-8472
下京区
みょうでんじちょう
妙伝寺町みょうでんじちょう
みょうでんじ 妙伝寺みょうでんじ 天文6年(1537)
〜天正19年(1591)
600-8477
下京区
ようほうじちょう 要法寺町ようほうじちょう ようぼうじ 要法寺ようぼうじ 天文19年(1550)
〜天正(1573-92)
600-8497
下京区
こうやどうちょう 高野堂町こうやどうちょう [不詳]
600-8801
下京区
ちゅうどうじ にしでらちょう 中堂寺ちゅうどうじ 西寺町にしでらちょう、他11町 ちゅうどうじ 中堂寺ちゅうどうじ 天正(1573-92)
〜現在
600-8816
下京区
にししんやしき ちゅうどうじちょう 西新屋敷にししんやしき 中堂寺町ちゅうどうじちょう、他5町 [六条新町から遊郭(島原)移転] 寛永18年(1641)
[1]社寺の創建年や移転年は、諸説あって確定していない場合があります。 ここでは代表的な説を記しています。
[2]「京都市の地名」は不動寺の開創年を寺伝からの引用で「朱雀天皇五年」と記していますが、単純に朱雀天皇(在位:930-946)の5年目と解釈すると、弘法大師や南岩倉の伝承と矛盾します。 京都市が作成した明王院の案内駒札に「朱雀年間」あるいは「持統天皇五年(六九一年)」とあることから、「朱雀(=朱鳥)(持統)天皇5年」と解釈しました。
[3]京都坊目誌」は、朝日神明宮が元亀3年に丹波国桑田郡から本上神明町へ遷座し、その後下鱗形町に移ったとしています。 また、現在の下鱗形町(しもうろこがたちょう)は天正(1573-92)以来神明町と称し、延宝(1673-81)に現在の名に改めたとしています。
[4]現在、元悪王子町の跡地にも祠が祀られています。
[5]社伝によれば、坂上田村麻呂によって延暦20年(801)に五条坊門(現・仏光寺通)の南に創建されたと伝わっています。 創建の伝承地と現在地がやや離れていることと、幾度も荒廃・焼失と再建を繰り返していることから、再建の際に移転している可能性があります。
[6]東本願寺の宝庫に蔵する開祖親鸞の像が、もと鎌倉の常葉郷にあったことから、常葉の影像と称されています。
[7]京都坊目誌」によれば、中世、西洞院川が洪水の際に蛭子・大黒の両像が流れ着き、西側の町(現大黒町)で大黒像が、東側の町(現夷之町)で蛭子像がそれぞれ祀られました。
[8]隣接する南区にも古御旅町があります。 もとは一つの町でしたが、昭和30年(1955)に国鉄用地以北が分離して下京区古御旅町となりました。
[9]「京都市の地名」P407-408では、八条坊門猪熊にあった上(中)旅所と七条油小路にあった下旅所が、天正年間(1573-92)に秀吉の命で現在地へ遷された(社伝の引用)と記しています。 一方、「京都坊目誌(下京第卅三學區之部)」の稻荷神社齋場所の項では、古御旅所が天正13年(1585)頃油小路七條の南に移り、慶長4年(1599)現在地に再転したと記しています。
[10]豊臣秀吉の命で天正12年(1584)に東山へ移転しましたが、その後住民が私的に八幡宮を祀り、現在も若宮町内東側に若宮八幡宮が存在します。
[11]玉津島町にある新玉津嶋神社が応仁の乱で荒廃し、正親町天皇の命で遷座したのが住吉町の住吉神社と伝えられています。 その後、旧地の新玉津嶋神社も再興されました。
[12]西本願寺の事業所郵便番号(600-8501)では、「本願寺門前町」という町名が使われています。
[13]中世、中堂寺は下京区藪之内町の慈雲寺付近にあったようです。
[14]京都坊目誌(下京第十二學區之部)」の匂天神町の項には明治6年(1873)に廃社と記されていますが、現在も京都銀行本店東館ビルの南東角に祀られています。
[15]町名由来の荒神像は、至徳年中(1384-1386)に摂津国勝尾山から観音寺へ移され、慶長年中(1596-1615)に観音寺から護浄院へ移されました。

更新日:2022/03/15