「洛陽廿八箇所開運妙見宮巡拝」額 [年未詳]

 9番・法華寺(上京区)と10番・燈明寺(上京区)の妙見堂に同じ巡拝額が掲げられていましたので、かつてはすべての霊場に同じ額が掲げられていたものと思われます。 残念ながら額に年号等の表記が見当たらず、いつ時点のものかは不明です。

 この洛陽廿八箇所開運妙見宮は、洛陽十二支妙見めぐりHP内の本満寺・満願寺・慈雲寺の各ページで紹介されている洛陽二十八宿妙見と内容が一致していますので、両者は同じものだろうと考えています。 洛陽二十八宿妙見は、京都で妙見巡りが盛んになった江戸時代中期以降、文政年間(1818〜1829)以前にできたそうです。

 妙見信仰と洛陽二十八箇所開運妙見宮に関する詳しい解説は、洛中洛外虫の眼探訪HPの「探索探訪 洛陽二十八箇所開運妙見宮」をご覧ください。

燈明寺額
Fig.3

Fig.2

Fig.1

Fig.5

Fig.4
法華寺額
Fig.8

Fig.7

Fig.6

更新日:2017/12/23