伏見三十三所
全国ふるさと三十三所巡礼辞典 現在
天保12年(1841)、「伏見観世音巡拝」(「18 西光寺」蔵版)にあり。 伏見区・宇治市
1 月橋院 月橋院
2 [1]圓寺 宝円寺
3 光傳寺 光伝寺
4 観音寺 観音寺
5 源空寺 源空寺
6 大光寺 大光寺
7 三寶寺 三宝寺
8 願生寺 願生寺
9 阿弥陀寺 阿弥陀寺[2]
10 長建寺 長建寺
11 来迎寺 来迎寺[2]
12 大蓮寺 大蓮寺
13 浄雲寺 浄雲寺
14 無量寺 廃寺?[3]
15 光照寺 光照寺[2]
16 大信寺 大信寺
17 心光寺 心光寺
18 西光寺 西光寺[2]
19 大黒寺 大黒寺
20 玄忠寺 玄忠寺
21 勝念寺 勝念寺
22 大栄寺 大栄寺
23 悟真寺 悟真寺
24 大樹寺[4] 「大樹院」廃寺[5]
25 寶國寺 寶國寺
26 栄運寺[4] 栄運院
27 西休寺 西休寺
28 誠心寺 誠心寺
29 不詳
30 等泉寺 等泉寺
31 大善寺 大善寺
32 極楽寺 極楽寺[2]
33 正覚寺(院) 正覚院
[1]月橋院と光伝寺との間に宝円寺があることから、[]は[寶/寳]の誤植と考えています。
[2]いずれも伏見区内に同名の別寺院が存在しますが、前後の札所の位置関係から推定しました。
[3]安永8年(1779)の「伏見鑑」および明治3年(1870)の「寺院本末一覧」に、金戒光明寺の末寺として紀伊郡伏水夷町(現・恵美酒町)の「無量寺」が記されています。
[4]「寺」は「院」の誤植と思われますが、原文通り表記します。
[5]安永8年(1779)の「伏見鑑」および明治3年(1870)の「寺院本末一覧」に、知恩院の末寺として紀伊郡伏見馬責場(現・榎町)の「大樹院」が記されています。 なお「榎町」の町名の由来は、大樹院にあった榎の巨木にちなむと伝えられています。

更新日:2014/10/21