第一番
にし やま よし みね でら
西山 善峯寺
天台宗系単立
本尊 千手観世音菩薩
札所本尊千手観世音菩薩
御詠歌わけのぼる むかうこゝろは よしみねや
 みのりをおえし たかきやまかげ
住 所
電 話
URL
備 考通称:松の寺
入山料:500円(2010年5月現在)

 当山は、長元2年(1029)源算上人の開山である。 源算上人は、恵心僧都の高弟で、因幡(鳥取)に生まれ、横川(比叡山)の恵心僧都に従い、顕密の蘊奥(うんのう)を極め47歳の時、当山に入られ小堂を結び、十一面千手観音の像を刻み本尊となし、仏法を興隆された。 長元7年9月、後一条天皇より、鎮護国家の勅願所と定められ良峰寺の寺号及び聖詠を賜った。

“野をもすぎ 山路に向う 雨の空 よしみねよりも はるる夕立”

 以来歴朝の御崇敬篤く、長久3年、後朱雀天皇、洛東鷲尾寺より本尊仁弘法師作、千手観音像を当山に遷して本尊とし、先の十一面千手観音像を脇立とされた。

出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』

※ 第五番札所の三鈷寺へは北門(出口専用)を出ると近くて便利です。

更新日:2022/09/04