旧三鈷寺(北尾往生院)跡

 旧三鈷寺(北尾往生院)跡は、現在の三鈷寺から西へ約400mの歩いて15分ほどの場所にあります。


本殿蹟

本殿蹟

本殿蹟

駒札

石段

閼伽井

≪駒札の説明文≫
旧三鈷寺(北尾往生院)の跡地である。 鎌倉時代に四祖の證空(西山国師)がこの地を念佛道場として発展させた。 江戸時代中期に本堂を現在の地に移した。


●道順

 三鈷寺山門を出て前の道を右手方向、善峯寺北門と反対の方向へ進みます。


道順@ 三鈷寺山門前

 急な坂道を上っていくと右手に「勅浄土西山派根本山」と彫られた大きな石碑が見えてきます。 この石碑は後嵯峨天皇(1220-1272、在位:1242-1246)の宣旨によるもので、三鈷寺が浄土宗西山派の根本道場であることを示しています。


道順A 「勅浄土西山派根本山」碑

 この石碑を通り過ぎて坂道をさらに上っていくと、左急カーブの手前右側に「北尾往生院蹟へ」と書かれた案内板が建っています。 この案内板に従って谷筋へ伸びる細い道を下って行きます。


道順B 案内板「北尾往生院蹟へ」

 道は細く危険な箇所もありますので、十分に気を付けて進んでください。 やがて「西山国師 さかさ杖 桂の樹」と呼ばれる桂の巨木が現れます。 この木の樹齢は800年だそうです。


道順C 西山国師 さかさ杖 桂の樹

 桂の巨木から少し進むと旧三鈷寺の石段下に到着です。

更新日:2022/08/18