勅祭社
めい じ じん ぐう
明治 神宮
主祭神
住 所
電 話
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備 考

 創建は1920年。 祭神としてまつられているのは明治天皇と皇后である昭憲しょうけん皇太后こうたいごうだ。 明治維新以降、日本は大きな変化を経験することになった。 近代憲法の制定や議会政治の開設、教育制度の確立など。 そしてその中心には明治天皇が立っていた。

 しかし1912年に明治天皇が崩御。 1914年には昭憲皇太后も崩御されてしまう。 すると国民の間から両陛下をおまつりしたいという声が上がるようになった。 こうして明治神宮は創建されることとなったのだ。

 だが、第一次世界大戦により物価や賃金が高騰し、予算難に陥ってしまう。 それを何とかしたのが11万人におよぶ全国青年団の勤労奉仕だった。 ほかに全国から奉献された10万本、365種類におよぶ樹木、さらに1000万円もの寄付など、明治神宮はまさに国民によって支えられた神社といえる。 東京大空襲により社殿は一度焼失してしまうが、1958年、ふたたび国民の支えにより復興した。

出所:『日本の神社100選』から抜粋

≪大鳥居≫
 木造の明神鳥居としては日本一の大きさです。 鳥居の高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木(かさぎ)の長さ17m。
≪拝殿≫
≪献納されたワインの樽≫
 フランス・ブルゴーニュからの献納だそうです。

更新日:2020/05/05