洛陽六地蔵巡り 京都名所案内図会 明治20年(1887)
京都名所案内図会 現在
壱番 矢田地藏 寺町三條上ル東側 矢田寺/代受苦地蔵
二番 秡帯地藏[1] 寺町 西光寺/腹帯地蔵
三番 目病地藏 縄手四條東ヘ入 仲源寺/目疾(めやみ)地蔵
四番 日限地藏 鳥辺野 安祥院/日限(ひぎり)地蔵
五番 御影堂地藏 五条寺町西ヘ入ル 新善光寺(御影堂)
※ 第二次大戦中、現在地へ移転
六番 壬生地藏 洛西[2] 壬生寺/縄目地蔵は昭和37年(1962)焼失[3]
[1]「祓」の誤記と思われますが、原文のまま「秡」としています。
[2]当時は壬生周辺が洛西と呼ばれていたようです。
[3]現在の本尊延命地蔵菩薩立像は、昭和42年(1967)に唐招提寺から移されたものです。