西国三十三所 第一番 |
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天台宗 本尊 |
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仁徳帝(313〜399)のころ、インドから渡ってきた裸形上人が那智山に籠り、大滝にうたれて苦行していたとき、御丈8寸(約25センチ)の黄金仏の観音さまが出現し、此の地に庵室を結んで奉安した。
その後200年ほどののち、生仏上人が訪れて、霊木で1丈(約3メートル)の如意輪観音像を彫り、滝壷から出現した霊像を体内に納め、これを本尊とし、推古天皇の勅願により本堂が建立された。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
更新日:2019/09/14