西国三十三所 第二番 |
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救世観音宗 総本山 本尊 |
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光仁天皇の宝亀元年(770)に、唐から渡来した為光上人が本山の灯明松において千手観音の像を感得し、歓喜して、和歌の浦の絶景にのぞむこの地に本堂を建立した。
本尊は為光上人作の十一面観世音で、霊像を胎内に納めて奉安されている。
楊柳水、清淨水、吉祥水という3つの井戸があるために三井寺と言われ、後白川[1]法皇の勅願所として伝へられ、江州の三井寺に対して紀三井寺と呼ばれている。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
≪本堂≫
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江州の三井寺も正式名称は園城寺(おんじょうじ)でしたねぇ。 |
[1] | 「後白河」の誤記と思いますが、原文通り表記します。 |
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更新日:2019/09/14