西国三十三所 第六番 |
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真言宗 本尊 |
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大宝3年(703)元興寺の僧弁基上人の開基である。
あるとき上人秘蔵の水晶の壷の中に観世音のお姿が現われ、感激した上人はその壷を坂の上の小堂に安置して修行した。
その後元正天皇が養老元年(717)に八角堂を建立したとき、その壷を納め、上人は丈六の観音像を刻み本尊として奉安した。
有名な世話淨瑠璃『壷坂霊験記』にある通り、ここは眼病に悩む人を救う観音様として知られている。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
更新日:2019/09/14